今年も香椎中学の恩師から、寿禄会の山本智子さんを通じて、干支の博多人形が届いた。
コロナ禍で売れ行きが激減し、今年は受注生産のみとか。
90歳を超えた先生が予約し、わざわざ店まで足を運んでくださったとのことで、頭が下がる。
京都で春、秋開いている同窓会はこの2年開けていない。
「増屋」の「壬寅」の説明書によれば、中国では百獣の王は虎をさす。
虎がひとたびうそぶくと、百獣は倒れ、草木はなびくと云われている。虎の勇ましくしなやかに見えるその姿は、数々の武人たちにたいへん好まれた画題でもあった。
虎が自分の子を大事にすることから、大切なもののことを「虎の子」と表したりする。
男の子が生まれた時の「張り子の虎」は、子を守る縁起物(魔除け)として好まれている。
寅年生まれの人は、集団で行動することは少ないようだが、実力者も多く、常に上を目指す人が多いと言われている。
