川合玉堂「行く春」を観る

      2019/05/01

 

 

 koya tanaka 田中 功也

 

行く春

行く春 部分

行く春 部分

行く春 部分

行く春 部分

速水御舟
「夜桜」

船田玉樹
「花の夕」

跡見玉枝
「桜花図屏風」

松林桂月
「春宵花影図」

安田ゆき彦「伏見の茶亭」

 

 

3月29日は美術館巡り。2つ目は皇居東御苑に近い竹橋にある東京国立近代美術館。
4月7日まで「美術館の春まつり」が開かれている。

お目当ては、年に1度この時期だけ公開される川合玉堂の「行く春」。

玉堂は、多くの日本人が自然の中に見い出す情緒や詩情を、近代的な視覚から見ても不自然さのない広がりのなかに、誰もが共感できるかたちに描き、表した。「行く春」は、長瀞の光景を舞い散る桜とともに描いた六曲一双。

他に、跡見玉枝「桜花図屏風」、加山又造「春秋波涛」、松林桂月「春宵花影図」、速水御舟「夜桜」、船田玉樹「花の夕」などが楽しめる。

 

 

 

 

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