このように、文芸評論家の小林秀雄(1902-1983)が言ったそうです。そういえば、福高演劇部長で大学でも演劇を続けていた国崎正次郎君が、かれの大のファンでよく話題にしていました。小林氏がいわなくても、これは巷に膾炙した「何かにうまくなる方法」のひとつですよね。
ということで、ぼくは、とりあえず、俵万智『サラダ記念日』風、でいこうと考えました。この歌集、「『この味がいいね』と君が言ったから7月6日はサラダ記念日」を話題作にして、1987年5月1日に初版刊行、ぼくの手元にあるのは12月5日付ですが、なんと「316版」、12月20日の新聞広告は「200万部突破!」と書いています。
俵万智風にと考えると気が楽です(御本人には申し訳ない)。話し言葉でそのままに、「君と出会ったころ」を思い出しつつ31文字にしてみました。