古い荷物を整理していたら、度々の引っ越しによる断捨離を耐えぬいた、吉田拓郎のレコードが出てきました。あの頃の男子は皆拓郎のファッションを真似て、時代のアイコン的な存在でしたね。
「僕の髪が肩まで伸びて…(結婚しようよ)」とか「浴衣の君は薄の簪…(旅の宿)」だとか、私生活をそのままカバーしていく歌作りや、ちょっと不良少年っぽい彼の声が好きでした。
音楽や本との出会いは、誰かに教わったり、プレゼントしてもらったり、人との出会いが思い出と一緒に甦ってきますよね。どれもみな、一人では決して会えなかったものばかり…。