寿禄会ホームぺージ現状報告書

      2024/05/13

●福高寿禄会ホームページ開設  2016年6月 
●総閲覧数  34万4214ページヴュー/刻々増大中
●投稿記事  817記事/日々増加中

 福高寿禄会HPを開設して3年3か月になりますが、お陰さまで現在までに34万PV超えの閲覧があり、おおよそですが毎日300~400ページの記事が閲覧されています。
これもご投稿いただいている皆さま、見て下さっている方々、陰に日向に応援して下さっている皆さまのご支援ご協力によるものと、心より感謝申し上げます。

編集部/藤本茂 市丸幸子

投稿者分布図

 

ご投稿いただいている皆様、本当にありがとうございます。

※投稿者の方々の主な内容を紹介します。

馬渡 和夫さん
 長らく連載をして下さっていた馬渡さんの「王子製紙㈱回顧録」39年の全記録が、このほど完結しました。これは凄いですよ。高度成長期から2度のオイルショック、バブルとその崩壊など劇的な変化を遂げた近代経済史の中で、世界第3位のメジャー企業にあって、北は北海道から南は鹿児島まで、全国を舞台に奮闘してこられた記録が、詳細なデータを基に綴られています。素晴らしいビジネスマン人生を送られたんだなと感じました。
 北海道での暮らしのこと、赴任先の観光名所やグルメ情報も興味深いです。

小野塚 満郎さん
 今回の寿禄会総会は病気療養中のため欠席でしたが、小野塚さんの「リクルート回顧録」もすでに全原稿をお預かりしています。現在病室にパソコンを持ち込んで推敲中で、1年後くらいに本にまとめられる予定です。リクルート事件における江副さんの真意、ダイエーへの株譲渡の舞台裏など、常に江副さんの傍らにいた小野塚さんだけが知るリクルートの真実が次々と明るみになって行きますので、楽しみにして下さいね。

下枝 堯さん
 下枝さんが初めて空に興味を持ったのは、東京五輪前夜の1963年、体育の授業中に昭和天皇搭乗の日本航空CV880ジェット機が福高の真上を飛行した時のことだったとか。「物心ついた頃から見る飛行機といえば、板付基地に飛来する米軍機ばかりでしたから、銀翼に描かれた日の丸の赤さは強烈で、今でも鮮明に覚えています」との記述から、日本航空のパイロットとして世界の空を飛行した回顧録は始まっています。そんな回顧録は現在1980年まで来ていて、35歳で世界初のジャンボ機の機長になられたことが記されています。素晴らしい快挙ですね。

廣渡 清吾さん
 廣渡さんは、長らくご専門のドイツ法のことやEUの現状などの論文をお寄せいただいていたのですが、最近は元文芸部の創作意欲が甦って来られたのか、恋愛小説を連載いただいています。 
 瑞々しく抒情あふれる内容なので、「これは実話ですよね」とお聞きしても、「いえ創作です」と言って口を割られません(笑)。ドイツ滞在中に体験されたある女性教師との物語は、まるで森鴎外の「舞姫」のように切なくて、涙なしに読むことができません。

黒川 勝利さん
 黒川さんからは、年に一度、京都の寺院で除夜の鐘を突く旅を綴った「年越しの記」をご投稿いただいています。また同じ文芸部部員だった廣渡さんと、コメント欄でくり広げられるやり取りは爆笑もの。舌鋒鋭く切り込む黒川さんに、タジタジとなる廣渡さんのようすが面白く、いつも楽しませていただいています。

竹田 範弘さん
 寿禄会HPのバーチャルインタビューにお答えいただいた、竹田範弘さんの「ロングインタビュー」は当HPの最高傑作ではないかと自画自賛しています。防衛大学から自衛官生活に至るまで、厳しい訓練や友情秘話など、一般人には想像もつかない半生が、貴重な写真とともに綴られています。かの三島由紀夫事件の際も、当事者として思ったことなどが述べられていますのでぜひお読みいただきたいですね。
 また最近のご投稿では、「竹田家三代の記」や、ご夫婦で貴重な体験をされた「フィリピン・ボランティア滞在記」「フィリピン再訪記」なども必読です。

住田 章夫さん
 住田さんからは、九大時代の1964年、米軍原子力潜水艦の佐世保入港反対デモで逮捕された級友の釈放嘆願のため佐世保に行き、機動隊にボコボコにされた話や、1974年の三菱重工ビル爆破事件での生々しい体験をご報告いただいています。こんな歴史的事件に当事者として遭遇されるなんて、きっと何かを”持っている方“なんでしょうね。
 今後は世界を股にかけた三菱電機でのご活躍をご投稿いただく予定です。

田中 功也さん
 この方はとにかく凄いです。年に2~3カ国のペースで海外旅行を楽しんでおられ、プロ並みの素晴らしい写真と文で旅行記を投稿いただいています。またほとんど毎日投稿いただいているインスタグラムでは、ご自宅の庭や散歩途中の季節の風物などの写真をお寄せいただき、寿禄会HPの素晴らしい歳時記として巻頭を飾って下さっています。

小田 紘さん
 こちらはネイチャーフォトのプロでいらっしゃいます。小さな虫たちや鳥の生態に接写で迫り、鹿児島の大自然に生きる小動物たちの宇宙を、素晴らしい写真で紹介して下さっています。先日のブルーベリーの花の色に関する考察では、蕾の時期を1枚撮り忘れたと言って1年間待ってご投稿いただいたのは感激でした。

徳重 洋子さん
 軽井沢にお住いの徳重さんからは、亡きご主人が強く希望されたという軽井沢暮らしのあれこれや季節の便りを投稿いただいています。最近の投稿「ヒヨドリの巣立ち」は、自宅の窓に巣を作ったヒヨドリの親子の観察日記で、身を挺して雛を守る親鳥の様子が綴られています。
 洋子さんには、もっと頻繁に投稿をお願いしたいのですが、未だスマホの操作も娘さん頼りというテイタラク(笑)では、実現するのはいつになることやら…。

相賀 誠さん
 相賀さんからは、化学兵器禁止機関(OPCW)締約国会議出席のため、オランダのハーグに滞在されたときの思い出を投稿いただきました。相賀さんはまたクラシック音楽への造詣も深く、ご自身も長く声楽やピアノを習っておられ、発表会のようすはユーチューブで紹介しています。

青柳 泰治さん
 この夏カントリーミュージック発祥の地、アメリカのナッシュビルに20日間滞在された体験をレポートして下さっています。生涯の友であり、尊敬する音楽の先輩でもある谷岡和壽さんの勧めで渡米されたとのことで、アメリカの奥深い魅力の一端に触れた、青柳さんらしい素晴らしい旅レポだなと感じました。今は亡き谷岡さんのコメントが残っているのも、胸が痛いですね。

藤 和義さん
 福中・福高同窓会総会の会長として、八面六臂・神出鬼没のご活躍でお忙しい中、「日本三大新四国
霊場」の一つに数えられる、篠栗八十八か所お遍路の会会長としての活動をご投稿いただきました。
また最近では、文豪谷崎潤一郎が「陰影礼賛」の中で記した"勘違い"を指摘した一文は面白かったですね。

向野 昌邦さん
 始めて20年、これまでに約300本のスキューバダイビングを体験された向野さんからは、「潜友会(青柳会長)」仲間の青柳さんと訪れた、メキシコ、パラオ、ラジャアンパット、グレート・バリア・リーフなど海底遊泳を愉しむようすをご投稿いただきました。東シナ海の宇治群島では、暗い海の中仲間とはぐれ独りぼっちになってしまったという体験は、凄いですね。

寿禄会「満州帰国子女の会」の皆さん

 寿禄会生の中に、ご両親が満州からの引き揚げ者が結構いらっしゃることを知り、「満州帰国子女の会」を結成し、「聞き書き満州国の思い出」を書いていただきました。

山本 智子さん
 お父様が書き残された本をもとに、終戦間際のソ連侵攻時の新京のようす、突然異郷の地に置き去りにされた在留日本人が受けた理不尽な仕打ちや、それに負けず知恵を絞って家族を守られたお話などを教えていただきました。因みにご両親は美男美女です。

馬渡 和夫さん
 仕事で大連に出張された際、宿泊したホテルが偶然にもご両親が結婚式を挙げられたホテル「大連賓館」だったそうで、そのことを綴って下さっています。

冬至 嶺子さんと藤本 茂さん
 ともにお姉さまが終戦時7~8歳でいらっしゃったので、突然のソ連侵攻を逃れて命からがら引き上げてきた体験をお姉さま方から投稿いただきました。

 冬至嶺子さんのお母さまは、「乳飲み子を抱えて逃げのびるのは無理だから、この子は流してしまおう」と崖から何度も飛び降りたのに果たせず、生まれたのが嶺子さんだそうです。

 藤本茂さんは、洗面器で産湯を使った小さな赤ん坊だったそうで、今では立派に成長されて良かったですね。(笑)

市丸 幸子
 昭和21年に起こった「通化事件」で、八路軍に連行され九死に一生を得た父の体験と当時の在留日本人のようすを聞き書きで綴りました。その後は父の仕事の都合で8歳まで抑留されていましたが、運よく現地でいじめられることもなく、意外にも楽しい少女時代を送りました。

山本 智子さん
 山本智子さんからは他にも、カナダへ語学留学中のお孫さんたちとのカヌー体験や乗馬体験のようすをご報告いただいています。高校時代から変わらない果敢なチャレンジ精神と、本番に強い運動神経は今でも健在ですね。山本さんはまた、料理コーナーへも投稿いただいていて、寿禄会HPへの積極的なご協力には感謝の気持ちでいっぱいです。

藤本 茂さん
 毎日伊丹空港まで4キロほどの散歩を日課にしておられる藤本さんからは、散歩途上で見かけた風景や出来事を投稿いただいています。また、2018年に再生された「太陽の塔」訪問記は、未知の写真の連続で驚くばかり。年々変貌していく大阪のようすは、かつて大阪で青春時代を送った者にとっては懐かしいことばかりです。

関 忠さん
 関さんからは、戦争末期、福岡空港の前身「蓆田飛行場」建設のため、大切な農地を軍から接収され結局返却されなかった歴史秘話を、ご兄弟への取材や図書館での調査をもとにご執筆いただきました。他にはクラシック音楽に魅せられた青春記や、プラント建設指導のため韓国を訪れた際の抱腹絶倒のエピソードなども投稿いただいていて、こちらも必読です。

長谷川 法世さん
 漫画家歴50周年を迎えられた長谷川さんには、博多の知られざる歴史や文化について長らくご投稿をいただいていたのですが、今年初めからメールが不通になりました。どうされたのかと心配していたのですが、「博多通りもん」の新作CMに出演されているのを見て、ひとまず安心しました。

岡本 順子さん
 ご専門の立場から、私たち高齢者がQOLを高く保ちながら、いかにして生涯現役で楽しく毎日を過ごせるかのアドバイスをして下さっています。参考になることばかりですよ。

斎藤 利久さん
 ご趣味の「寅さん映画」のロケ地を訪ねる旅をご報告いただいています。斎藤さんの旅行記は、さすがに俳句を詠まれる方だけあって文章が知的なので私もファンです。

白水 秀俊さん
 白水さんからは、1965年の相島合宿から昨年の箕面温泉合宿に至るまで、55年間にわたって続けられている3年8組のミニ同窓会のようすをご投稿いただいています。楽しそうで羨ましいです! 絆の強さを感じる素晴らしい集まりですね。

松本 廣治さん
 月2回の料理教室に6か月間、その後月1の男性料理教室で4年間学ばれた料理の腕前を、「簡単★うまうまわが家ご飯」のコーナーでご披露いただきました。テーマは野菜たっぷり・低ナトリウム・低カロリー料理ということで、ご家族にも大好評だそうです。

香椎中学および福高同窓会・関西在住の皆さん
 毎年素晴らしい写真と文で、春と秋に届けられる、お花見・紅葉巡りのレポートは、居ながらにしてトップシーズンの京都の名所を巡った気分になれます。ありがとうございます!

最後にこのお二人に、心より感謝を申し上げたいと思います。

青柳 泰治さん
 寿禄会HPは青柳会長発案によるもので、初期のシステム構築に当たっては随分お金もかかったかと思います。そこを黙って、お財布をパチッと開けて寄付していただいた青柳さんには感謝の言葉以外ありません。ありがとうございました。

藤本 茂さん
 8ビットのマイコンなどコンピュータの黎明期から、武田薬品で新薬プラントの工業化研究に携わって来られた技術と経験を活かし、毎日寄せられる投稿を掲載・更新して下さっています。藤本さんのお力と努力がなければ、寿禄会HPは今日まで続かなかったのではないかと思います。ありがとうございます。

 

 

 

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