●撮影名山 長崎県島原半島・雲仙岳(三岳五峰を含む二十以上の山々の総称)
●撮影日 2024年11月7日 寿禄会「傘寿記念雲仙同窓会」に参加して
●撮影者 田中功也
●雲仙岳は…
雲仙岳は長崎県島原半島中央部に聳える成層火山。半島西部の橘湾を中心とする千々石カルデラの外輪に位置する。日本二百名山の一つ。広義では、最高峰の平成新山(標高1,483m)をはじめ普賢岳、国見岳、妙見岳の三岳(三峰)、野岳、九千部岳、矢岳、高岩山、絹笠山の五峰(五岳)を含め、東の眉山から西の猿葉山まで総計20以上の山々で構成される。
平成新山は、普賢岳の1990年からの火山活動で形成された溶岩ドームで、活発な火山活動のため立入禁止となっており、事実上は普賢岳(1,357m)が主峰。平成新山は、2004年(平成16年)に国指定の天然記念物に指定された。
2024年(令和6年)11月6日―7日、寿禄会「傘寿記念雲仙同窓会」で訪れた雲仙岳で撮影。ロープウェイで登った妙見岳(1,331m)山頂展望台からは、平成新山が間近に望め、大野木場防災未来館など、南方からは平成新山の全容が見られた。荒々しい頂上付近には、白い煙が僅かながら吹き出ている。