名山三十六景 寿禄会版 田中功也new

   

◆名山三十六景(二十三)妙見岳から見る天草灘と天草市 妙見岳は雲仙岳を形成する山の一つで、標高1,331m。主峰普賢岳の西南に位置し、山頂近くまでロープウェイが延びているので、簡単に山頂に立つことができる。

●撮影名山 長崎県島原半島・雲仙岳(三岳五峰を含む二十以上の山々の総称)

●撮影日  2024年11月7日 寿禄会「傘寿記念雲仙同窓会」に参加して

●撮影者  田中功也

●雲仙岳は…

 雲仙岳は長崎県島原半島中央部に聳える成層火山。半島西部の橘湾を中心とする千々石カルデラの外輪に位置する。日本二百名山の一つ。広義では、最高峰の平成新山(標高1,483m)をはじめ普賢岳、国見岳、妙見岳の三岳(三峰)、野岳、九千部岳、矢岳、高岩山、絹笠山の五峰(五岳)を含め、東の眉山から西の猿葉山まで総計20以上の山々で構成される。

 平成新山は、普賢岳の1990年からの火山活動で形成された溶岩ドームで、活発な火山活動のため立入禁止となっており、事実上は普賢岳(1,357m)が主峰。平成新山は、2004年(平成16年)に国指定の天然記念物に指定された。

 2024年(令和6年)11月6日―7日、寿禄会「傘寿記念雲仙同窓会」で訪れた雲仙岳で撮影。ロープウェイで登った妙見岳(1,331m)山頂展望台からは、平成新山が間近に望め、大野木場防災未来館など、南方からは平成新山の全容が見られた。荒々しい頂上付近には、白い煙が僅かながら吹き出ている。

 

◆名山三十六景(二十四)ロープウェイ妙見岳駅

◆名山三十六景(二十五)妙見岳頂上近くの紅葉

◆名山三十六景(二十六)左普賢岳 雲仙普賢岳は1990年、198年ぶりに噴火活動を再開。翌1991年6月3日には、噴火開始後最大規模の火砕流が発生し、多くの死者・行方不明者をはじめ、家屋、道路、農地等にも甚大な被害をもたらした。

◆名山三十六景(二十七)雲仙岳と千々石湾

◆名山三十六景(二十八) 妙見岳から見る平成新山

◆名山三十六景(二十九)妙見岳から見る平成新山と有明海

◆名山三十六景(三十)南方から見る平成新山

 

 

 

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