北摂・能勢の里山ハイキング②

      2018/11/18

 

 

 koya tanaka 田中 功也

 

◆棚田とススキ、セイタカアワダチソウ

 

 

 

◆棚田を描いた油絵

◆棚田の写真

◆妙圓寺

◆棚田

◆棚田

◆棚田

◆能勢富士

◆棚田

◆棚田

◆棚田

◆ママコノシリヌグイ

◆棚田

◆お茶の花

◆慈眼寺

◆慈眼寺(じげんじ)

◆慈眼寺のカヤの巨木

◆野間の大けやき

◆野間の大けやき

 

 大阪には棚田100選に選ばれた棚田が2箇所ある。一つは金剛山の麓、千早赤阪村。楠木正成ゆかりの地にある。もうひとつが丹波山系の連なる山懐、この能勢町長田(ながた)の棚田。先祖代々年月をかけ少しずつ山を切り、灌漑工事を進め、一枚一枚増やし子孫に伝えてきた。上の田から下の田へ水を下す水路を棚田の下に通し、貴重な空間をすべて田にしている。全国ここだけ。ガマという。

 丘を登り上から見る棚田は見事である。その裏には維持するための大変な努力がある。カヤの巨木がある慈眼寺からの下りの道、赤とんぼが舞い、道端にはママコノシリヌグイなど野草が小さな花を咲かせている。向かいの山は、姥捨て山という。過酷な労働で男性は早死、長生きするのは女性。それで姥捨て…… ハートの形の能勢富士。のどかな里山のハイキングを満喫。

 台風21号の被害で能勢の妙見山は通行止め。代わりに野間の大けやきを観に行く。樹齢1000年、高さ30メートル、幹回り14メートルの巨大な樹。資料館を覗いて帰路につく。

 

 

 

 

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