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僕の宝塚スローライフ 春二題new

   

 

 

 tadashi seki 関 忠

 

 

蕗の薹

節気は〈啓蟄〉、冬ごもりをしていた生きものたちが活動を始める季節になりました。
その中でも、蕗は雪の寒さの中でも芽を出して、春の訪れを待っています。
そんな蕗の薹を採ってきました。

目立ない、地味な蕾がついた若芽です。

いち早く芽生えるのは多分、他の草花が成長する前に成長することで陽の光を独占し、
花を咲かせ、子孫の繁栄を目論んでいるのではと想像しています。

放っておくと蕾は開き、2~30cmくらいヒュルヒュルと茎が伸び、先端に目立たない花が咲きます。よ~く観察すると♂花と♀花があります。

蕗は、地下茎で成長範囲を拡大しています。 
前年の蕗の茎との関係をみてみると…

蕾の周囲に、前年の茎や葉っぱが黒く萎びて残っているのがわかります。つまり、前年に葉柄が成長していた地下茎の成長部分から、蕗の薹が発生しているようです。
※これはあくまでも私の観察ですので、信じてはイケマセン。

蕗の薹は毎年春に採取します。でも、わが家ではその苦さに挑戦する人はおらず、すべてプレゼントになります。
本日昼から、麻雀悪友連(当然 酒好き 酒呑み)と山分けします。
悪友連は、お酒が飲みたいばっかりに、
「この“ほろ苦さ”がなんとも良いんや」とか、「春を感じる味や」とか、
「大人しかわからん味や」とか、
適当に褒めまくって、皆欲しい欲しいと言ってくれます。

 

 

八朔

10年ほど前に、何の予備知識もなく八朔の苗木を1本植えました。八朔は自家受粉ができないため、他の柑橘の花粉がないと結実しません。つまり、不倫(?)をしないと実がならないのです。
毎年ご近所の柑橘の花粉をいただき、筆で不倫をアシストしています。

色づいた実は正月頃収穫し、酸味を抑えるため2カ月ほど保管します。保管は「乾燥し過ぎず」また「カビが生えない」という、相反する現象を抑える湿度・温度条件で行います。

今年は160球をGet!! ちなみに現時点の乾燥減率は4~5%です。

 

《蕗の薹余話》 ~妻との静かなるバトル~ 

完全退職後、本格的に山の畑に関わり始めた数年前の春先のこと。山の畑で「蕗の薹」みたいなものが、顔出ししているのに気付いた。
夕飯を摂りながら、そのことを家内に話した。

山の畑に、よく見ると結構あちこちにあるんや。
今度行ったときに、採ってくることにしてみるわ。

ふ~ん、そんなものがあるん? でもそんなもん、採ってどうするん?

畑仕事に関心がない家内の口は素っ気ない。

スーパーの買い物ポリ袋に、満杯の「蕗の薹」を採って帰った。

これやけど、どないしようか?

こんなもん、しかもこんなに仰山採ってきて、どないするん?

歓迎されない言葉をかけられた土に濡れたポリ袋は、玄関の上がり框の靴の傍らで、時を過ごすこととなった。

翌日、料理法を調べるためパソコンを開くと、沢山のレシピが掲載されており、そこには蕗の薹の通販コーナーもあった。
「kg¥10,000円!」で全国配送の文字が目に入る。こんなものの通販もあるのかと感心する。

レシピのこと、それに通販の話を玄関先で家内にしながら、朝のスイミングに出かけた。

昼にサッパリして帰宅した。
あれ? あのポリ袋は? 上がり框にない! それに家内は買い物で不在。
私は探した。あのポリ袋、何処へやった?

やっと見つけた。冷蔵庫の野菜室、それも最上席にポリ袋は鎮座していた。
「ああぁ~、カネの力は偉大やな~~!!」

ブイ♬

 

 

 

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