京都東山 建仁寺の除夜の鐘

      2019/02/10

 

   katsutoshi kurokawa 黒川 勝利

 

 皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

 

  臨済宗建仁寺派 総本山 建仁寺

 昨年末は京都東山にある臨済宗建仁寺派の大本山、建仁寺の除夜の鐘を撞いた。

 

 

 9時半頃にホテルを出て10時少し前に建仁寺に到着、すでに長い行列ができていた。いただいた番号札はちょうど100番。除夜の鐘だから残りは8組。危うくセーフというところ。

 でも、ちょうど100番は縁起が良さそうでうれしい。「なんとなく 今年は良いこと あるごとし」という啄木の歌を思い出した。

 番号札の裏面(表面?)は、「穏やかで光り輝くようなすばらしい1年」を祈念する建仁寺派管長小堀泰源老大師の揮毫。「千光」とは、栄西禅師の別称に因んだ文字ということである。

 番号札を懐に深夜の祇園をしばし散策、11時半頃、再び建仁寺に集まる。すでに行列は長くなっていた。準備が整うと、お坊様のお話があった。私は難聴なので、行列の後ろの方からは講話か読経か良く分からなかった。

 除夜の鐘を撞いた頃にはすでに新年。寺門を出て花見小路を歩き、四条通に出ると八坂神社に向かう人、お参りを終えて帰路を急ぐ人で溢れていた。

 

 

  真言宗御室派 総本山 仁和寺

 新年は定番の寺社めぐり。そのうちの1枚、徒然草で有名な仁和寺。思えば、2年前の寿禄会ホームページ企画「新春いろはかるた」において、市丸さんが設定した投稿締め切りは「仁和寺の除夜の鐘が鳴り響くころ」だった…。

 

 

 

 

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