ベトナム全人口の10分の1、800万人が住むホーチミン市は、旧南ベトナムの首都サイゴン。近年の発展著しく活気に溢れている。
街のあちこちにフランス統治時代の面影を残し、プチパリともいわれる。
サイゴン大教会、黄色の外観が印象的なコロニアル建築中央郵便局、統一会堂、ダンディン教会(ピンク教会)、ドンコイ通り、ベンタイン市場などを巡り、水上人形劇を鑑賞。
ベトナムの大都市はどこも洪水のように流れるバイクの大群に驚かされるが、ここホーチミン市は最大規模。その物凄さはまさに驚異。ラッシュアワーには、道幅一杯に広がり、途切れなく、かなりのスピードで流れて行く。
渋谷のスクランブル交差点が、行き交う人々の流れの見事さで世界的に有名だが、ベトナムのバイクのライダーたちの運転技術の巧みさには舌を巻く。ホーチミン市の人口800万人に対し、バイクの数500万台という。
6日間で北から南まで1600㎞を駆け抜けた。
古き善き伝統を残す地方の町と、物凄い勢いで発展し続ける大都会。今のベトナムの姿を垣間見た旅であった。
そしてトヨタ車の圧倒的強さを目の当たりにし、ベトナムの人たちの日本に対する信頼の厚さを感じた旅であった。