ドイツのクリスマス ②ケルンnew

   

 

 

ケルン紋章

 

  ケルン Cologne (英)、Köln (独)

 

 2009年12月6日11時、雨のそぼ降る中、オランダ南部のティルブルクをワーゲンで出発。ドイツ中西部のケルンまで198㎞、高速道路をとばして1時間。12時にドイツとの国境を越え、1時、ケルン市内に入る。

 

ライン川に面し長い歴史を誇るドイツ有数の古都

 ケルンは、ライン川に面し、長い歴史を誇るドイツ有数の古都。今は人口109万人、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘンにつぐ第4の都市。近隣のドルトムントやエッセン、デュッセルドルフと1000万人以上が住むライン=ルール大都市圏を形成している。交通(鉄道、道路)の要地でラインラント地方の文化や芸術、商工業の中心地。
 ケルンの語源はコロニア(植民地)。紀元前50年頃からローマ帝国直属のニーダンゲルマニア州の州都として栄えた。4世紀にはローマのコンスタンティヌス帝によって司教管区が開かれ、以後大司教の強い力のもと大聖堂はじめ150にものぼる教会が建てられた。中世紀にはドイツ最大の都市として繁栄する。
 1475年にはハンザ同盟に加わり、北のリューベックとその経済力を競う。第1回ケルン見本市は1360年に開かれている。旧市街はドイツ最大の規模をもち、ライン川の西岸に半円形に囲まれ、そこから放射状に新市街が広がっている。いくつかの大きな橋によって市街はライン川の対岸にも伸びている。第2次世界大戦でその大部分は破壊されたが、見事に再建されている。

 

600年もの年月をかけて完成したケルン大聖堂(ドーム)

 ラインの川面から15mの高台に建つ大聖堂は、高さ157mの2つの尖塔をもち、堂宇は奥行き149m、幅86mある。ヨーロッパ有数のゴシック様式の大建築。1248年の起工以来600年という気も遠くなるような年月を経て、1880年に完成した。

ケルン大聖堂:スライドショー(縦1枚、横5枚)

 
 正面の装飾は特に美しく精巧を極める。

◆大聖堂正面の飾り

大聖堂正面:スライドショー(横1枚、縦3枚)

大聖堂内部:スライドショー(縦3枚、横11枚)

 堂内には5ヶ所に見事なステンドグラスがあるほか、数多くの歴史的な美術品が所蔵されている。

大聖堂のステンドグラス:スライドショー(横15枚、縦2枚)

大聖堂内部にて:スライドショー(横7枚)

 高い建物のないケルン、遠くから大聖堂の鋭い2本の塔をいただく黒々とした大きな建物が、空に浮かんで見える。

 

ケルンのクリスマスマーケット

 地下駐車場から傘をさして旧市街の中心を歩く。すぐ近くにウルズラ教会が見える。ほどなく大聖堂へ。157m、まさに天を衝く高さの2本の塔を仰ぎ見、圧倒される。広場ではクリスマスマーケットが開かれ、たくさんの出店や屋台が並んでいる。クリスマス飾りの出店では現地の子供たちが、目を輝かせてお気に入りのオーナメントを捜している。毎年1つずつ増やして家のツリーや部屋の飾りを充実させるという。

ケルンのクリスマスマーケット:スライドショー(横7枚)

 無料で入れる大聖堂の中もその広さ、高さには目を見張る。この日は日曜日でたくさんの人が訪れ、祈っている。ステンドグラスが何とも美しく、シャッターを押し続ける。
 屋台の大きなソーセージを挟んだパンが思いのほか美味しい。記念に持ち帰れるマグカップでココアを飲み、冷えた体が温もる。

大聖堂とクリスマスマーケット:スライドショー(横3枚、縦1枚)

ホットココアにソーセージを挟んだパンの軽食:スライドショー(横2枚)

◆クリスマスの菓子を売る出店

 
 雨は降ったりやんだりしている。夕方になるにつれてどんどん人の数が増えてくる。日本人の老人のツァーの一団も見える。
 
 大聖堂近くのケルン中央駅へ。鉄道好きの孫がホームに出入りする列車を見て大喜び。

ケルン中央駅:スライドショー(横4枚)

◆中央駅ホームから大聖堂を望む

◆ライトアップされた大聖堂

 
 ラインの流れもすぐ近く。マクドナルドでトイレ休憩。6時半帰途につく。大半の車は雨の高速道路を120~130㎞/hでビュンビュンとばしている。100㎞で走行しても恐いのに…… 途中給油して8時15分ティルブルクに帰着。
 
 この日の日中の気温は13℃、雨が雪に変わることはなかった。
 妻、娘、孫たちと2日間、ドイツ2都市のクリスマスを楽しんだ。
 ケルンのマグカップは今も我が家の食器棚におさまり、クリスマスの時期になると取り出して思い出に浸っている。

◆クリスマスのマグカップ2009年バージョン 右ケルン、左オランダ・マーストリヒト

 因みに、オーデコロン(ケルンの水の意)は世界的に有名。

 

 

 

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