17日、阪神淡路大震災から25年。あの朝、激しい揺れに立っていられず、思わずしゃがみこんでしまった記憶は未だ鮮明に残っている。
この時期らしい寒さが戻って数日。午後から雨との予報に、朝のうちの散歩となる。
公園の片隅、人の入らぬ一角にたくさんのイカルが、盛んに餌をついばんでいる。
イカルは全長23㎝。体は灰色で、翼、尾、頭上は青味のある黒色。太く大きな黄色のくちばしで、堅い木の実や草の実を砕いて餌にする。日本各地で繁殖。奈良の斑鳩(いかるが)の里は、昔、イカルがたくさんいたことから名付けられたとの説がある。
その他、ふだん見ることのない冬の渡り鳥が、何種類も姿を見せる。鮮やかな色に機敏な動きが心地よい。心なしか雀の数が少し増えたようで嬉しい。
開いた梅の花の数が増え、白い雪柳も美しく咲いている。
