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きらめく言霊、心うち鳴らす旋律―初めての「第九」。

      2019/01/19

 

 

 sachiko ichimaru 市丸 幸子

 

友人が12月2日、大阪城ホールで開催された「第38回1万人の第九」に参加するという
ことで(一般公募に当選、4か月間のレッスンを行う)、29日に放映されたTV番組で、
ベートーヴェンの「交響曲第九番・第四楽章 合唱」を初めて真剣に聴いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

心ゆさぶる迫力の旋律! ドイツ語の何という美しさ! 初めて知った深い意味…。
ベートーヴェンとシラーという、稀有の天才が生み出した「天の楽がく」とでも言えば
よいのだろうか…この感動は、どんな言葉でも表現できない。

それは、気づかなかった心のどこかの扉を開き、震わせる初めての体験であった。

以下に日本語訳を紹介。

   

 An die Freude(歓喜に寄す)/シラー

  おお友よ、この調べではない!
  これではなく、もっと快い、
  歓びに満ちた調べにともに声を合わせよう。

  歓喜よ、美しい神々の火花よ、
  天上の楽園の乙女たちよ!
  私たちは情熱の中に酔いしれて、
  崇高なあなたの聖所に足を踏み入れる。

  何と神々しい!
  この世の習わしが厳しく分け隔てたものを、
  あなたの聖なる偉力が再び結び合わせる…
  あなたの穏やかにたゆたう翼のもと、
  すべての人々は兄弟となる。

   ―― 略 ――   

  この世のあらゆるものは、自然の乳房から
  歓喜を享受する。善人も悪人もすべての人が
  薔薇色の小径を辿る。
  自然は私たちに口づけと葡萄と、
  死をも分かち得る一人の友をもたらし、
  虫けらには快楽が与えられ、
  天使ケルビムは嬉々として神の御前に立つ。

  歓べ歓べ!
  陽光に満ちた大空を駆けるように。
  天空の壮麗な広野を飛び交い、
  走れ兄弟よ、君たち自身の道を。
  晴々と勝利に進む勇者のように。

  抱き合うがいい、数百万の人々よ。
  この口づけを全世界に。
  兄弟よ! 星々が煌めく世界に、
  大いなる父が必ずいらっしゃる。

  ひざまずいているか、数百万の人々よ。
  創造主の存在を、信じるか世界よ。
  星々のかなたにその人を訪ねよ。
  星々のきらめく天蓋の上に、
  必ずやその人はいらっしゃる!

   

 

 

 

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