【050】天台宗別格本山 龍谷山 水間寺

      2021/05/23

 

  koya tanaka 田中 功也

【050】

◆本堂

◆本堂

◆三重塔

◆三重塔

◆三重塔

◆本堂

◆本堂

◆本堂

◆本堂

◆行基堂

◆聖観音出現の滝

◆行基堂

◆鏡池

◆鎮守権現宮

◆瀬戸内海と六甲の山並みの遠望

 

 

 

 【050】天台宗別格本山 龍谷山 水間寺/大阪府貝塚市水間638

 

ひな祭りの3日午後、春の陽気に誘われて、大阪府貝塚市の水間寺を訪れる。通称「水間観音」で親しまれている。

水間鉄道水間観音駅から徒歩10分、我が家からは車で25分の所にある。

天平年間(729~749)に聖武天皇の勅願により行基が創建。

行基が、病床の聖武天皇の夢に現れた観音菩薩を求めてさまよっていると、16人の童子(観音菩薩の化身)に遭遇し、案内されて、2つの川が合流する水間の地に着く。

誘われて滝に向かうと竜神が現れ聖観音像を授けられた。本堂の裏を流れる秬谷川の滝が、聖観音出現の滝として伝わる。

この尊像を聖武天皇に捧げたところ、病はたちどころに全快した。

聖武天皇の勅命を受け、行基がこの水間の地にお堂を建立したのが水間寺。

秀吉の紀州征伐の際、根来寺に与したため天正13年(1585)堀秀政に攻められ焼失。一時衰退したが、岸和田藩主岡部長慎により再建。

井原西鶴の「日本永代蔵」の「初午は乗て来る仕合」に「泉州水間寺利生の銭」と記されたことで全国的に知られるようになった。

雲ひとつない好天に恵まれ、裏手の丘の上の公園からは遠く瀬戸内海と六甲の山並みが望まれた。

 

 

 

 - 御朱印わんだーらんど