【009】世界遺産 真言宗総本山 東寺(教王護国寺)

      2018/12/08

 

  koya tanaka 田中 功也

【009】

◆近鉄京都線・東寺駅
◆南大門と中に見えるのは金堂
◆金堂と紅葉

◆東寺南九条通り側

◆東寺石柱

◆金堂と紅葉

◆境内のかりんの実

◆五重塔遠望

 

 

 

【009】世界遺産 真言宗総本山 東寺(教王護国寺)

 

 東寺を訪れたのは、紅葉の見頃にはまだ間のある11月6日。夜来の雨が上がり、秋の日差しに恵まれ暑いくらいの一日だった。

 JR京都駅から近鉄京都線で奈良方面に向かって一駅の東寺駅で下車。西へ徒歩10分、JR京都駅からでも南へ歩いて15分ほど。学生時代に拝観して以来なので52~3年振りとなろうか。この日は、帰り際に修学旅行の女子高校のバスが数台来たくらいで、思いのほかの静寂の中で巡ることができた。

 東寺は、皇城鎮護のため平安京造営の時(延暦15年・796年)、東寺として創建された。皇居から南へ延びる朱雀大路の南端に、都への入口として羅城門がありその東に東寺(とうじ)、西側に西寺(さいじ)の官立寺院が建立された。後に、弘法大師に下賜され、以後真言密教の根本道場として信仰を集めてきた。左京と東日本の守り寺として1200年になる。西寺は現在存在しない。

 弘法大師は、その教えを真言宗と名付け、東寺は教王護国寺と名乗った。現在、創建当時の建物は残っていないが、三十三間堂の門を移築した南大門から、金堂、講堂、食堂と一直線に並ぶ伽藍は、寺域を巨大な曼荼羅に見立てて配置されており、境内の南東隅には国宝の五重塔がひと際強い存在感を放っている。

 

 

 

 - 御朱印わんだーらんど